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水と緑部会 (Water and Green)

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2018年7月26日(木)
2018年、アメリカザリガニどうなった?(速報)

かいぼりで外来魚を駆除した効果により、在来種の魚やエビ類が大幅に回復しています。しかしまだ、かいぼりでは駆除できないアメリカザリガニが残っています。池を干し上げても泥に潜って生き続け、かいぼり後にはい出してきて水草に被害をおよぼす厄介な外来種です。井の頭池では、かいぼりの無い期間にワナを仕掛けて捕まえています。
今回は4月から行っている今期のアメリカザリガニ防除の途中経過を紹介します。

アメリカザリガニ防除で使っているワナは、2017年は170基でしたが、2018年には200基に増量しています。週2回(ボート池は週1回)、獲物の回収と再設置をしています。

遮光カゴワナの回収

遮光カゴワナの回収

これまでの3年分の採捕結果を見てみましょう。ワナ数を毎年増量しているので、捕れたアメリカザリガニの数を「1ワナあたりの採捕数(CPUE)」に変換して比較した結果が下図です。

お茶の水池

ボート池

弁天池

区域ごとに見た各年の遮光型カゴ網1ワナあたりの採捕数の推移
※弁天池のみ縦軸の目盛が異なります

いずれの区域でも、今期はCPUEが低くなっています。お茶の水池とボート池では0.5以下、つまりワナを2個上げると1匹捕れる程度です。生息密度が高い弁天池でも、1ワナあたり1匹程度にまで減少しています。
1日あたりの採捕量は、写真でも一目瞭然です。

2017年6月のある日の採捕量

2017年6月のある日の採捕量

2018年6月のある日の採捕量

2018年6月のある日の採捕量

採捕数の減少が防除の効果なのか、気象条件や環境の変化などによるものなのかはまだわかりませんが、前年よりも個体数が減少していることは確かなようです。とはいえ、6月末にはすでに卵を抱えたメスも確認されています。防除の手をゆるめず、引き続き取り組んでいきます。 今年度は、水辺の再生分野で話題の新ワナ“アメリカザリガニ連続捕獲装置”を導入し、効率的な防除方法を探っています。かつてのように水草や水生生物が豊富な池に戻していくために、さまざまな取組を進めていきます。

アメリカザリガニ連続捕獲装置[提供:金子博子氏]

アメリカザリガニ連続捕獲装置
[提供:金子博子氏]

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2018年7月13日(金)
かいぼり成果見学会を開催しました

3回目のかいぼりが行われた井の頭池。その後の池の変化を現地でご覧いただきながら体感してほしいとの思いから、「井の頭池“深”発見! かいぼり成果見学会」を企画しました。
かいぼり隊有志による企画委員と一緒に、参加者に見てほしいポイントの整理やルート設定などの準備を5月から進めてきました。

下見の様子

下見の様子

そしていよいよ7月8日に1回目の成果見学会を開催しました。
連日の暑さの中、どれくらいの方が来てくださるのか不安でしたが、31名の方にご参加いただきました。

熱心にご覧いただきました

熱心にご覧いただきました

かいぼり29の“チョコッとかいぼり隊”で整備した浅場では、サジオモダカなどの湿性植物が生えてきたのを確認。シオカラトンボも産卵していました。

浅場の様子

浅場の様子

カイツブリは3つがいでヒナが見られており、かいぼり後に再生したヒメガマ群落で初めて営巣したつがいもいます。

こんなに大きくなったヒナ オオシオカラトンボをパクリ!

こんなに大きくなったヒナ
オオシオカラトンボをパクリ!

前日に仕掛けておいた張網を引き揚げると、捕れた生きものは在来種ばかり! 在来種が大幅に回復していることを実感していただきました。

さまざまな生きものたちを観察

さまざまな生きものたちを観察

次回の成果見学会は、7月28日(土)の「かわフェスタ」に合わせて開催します。
ここに記したほかにも、あんな仕掛けやこんな仕掛けで皆さんに池の変化を体感していただきます。ネタバレになるので、これ以上は参加した方の楽しみにとっておきましょう。

7月28日(土)10〜12時(9時30分野外ステージ前にて受付開始)
当日先着順、定員60名

詳しくは、かいぼり お知らせ一覧 まで

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