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水と緑部会 (Water and Green)

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2019年1月18日(金)
かいぼり報告会、準備中

いよいよ来週末に迫った「第3回井の頭池かいぼり報告会-よみがえる池・湧水・湿地-」。今回はかいぼり後の成果を報告するとともに、井の頭池での浅場や湿地の再生について考えるプログラムです。

基調講演は中島淳氏(福岡県保健環境研究所)による「身近な湿地帯生物と共に生きる21世紀を目指して」。中島氏は“湿地帯の貴公子”とも呼ばれる気鋭の研究者。各地の湿地帯と生きものへの造詣が深く、陸域と水域の狭間が織りなす湿地が多種多様な生きものの生息地として重要であることを湿地愛とともに語る予定です。

美しい湿地帯のイメージ(都立光が丘公園)

美しい湿地帯のイメージ(都立光が丘公園)

3回目のかいぼりの後、井の頭池ではブルーギルが発見されていません。ツツイトモやイノカシラフラスコモが生育し、在来魚でにぎわう池では、カイツブリが本来の営巣環境であるヒメガマの茂みで子育てするようになりました。かいぼりの都度整備した浅場では、水鳥が採食しトンボが産卵しています。こうしたかいぼり後の様子について、モニタリング報告と活動報告を行います。

ツツイトモの浮かぶ池とカイツブリの親子

ツツイトモの浮かぶ池とカイツブリの親子

大トリは、井の頭池の未来を担う子どもたちによる学習報告「ボクたちから見た井の頭池」。かいぼり後の井の頭池や井の頭かいぼり隊の活動を見学した子どもたちが感じたこと、井の頭池に対する思いを発表します。

報告会に参加した皆さまに配布される“かいぼり報告会資料集”。基調講演や活動報告はもちろんのこと、かいぼり29をふりかえる資料も盛りだくさんです。報告会後にも活用できる資料集として、ぜひお手元に置いてください。

内容をチラ見せ

内容をチラ見せ

報告会会場は、三鷹市役所に隣接する三鷹市公会堂光のホール。とても広いホールなので申込不要です。参加無料。当日は午後0時20分開場、午後1時20分開演です。
受付で資料集を配布します。
また、会場ロビーにて関連9団体によるブース出展も行います。じっくりご覧ください。

第3回井の頭池かいぼり報告会-よみがえる池・湧水・湿地-

  1. 日時:2019年1月27日(日)

  2. 開場:12:20

  3. 開演:13:20〜16:30

  4. 場所:三鷹市公会堂 光のホール(東京都三鷹市野崎1-1-1)

  5. 定員:350名(申込不要・参加無料)※直接会場にお越しください

プログラムの詳細等は「お知らせ」をご覧ください

※本報告会は、井の頭恩賜公園100年実行委員会が、東京吉祥寺ライオンズクラブの支援を受け開催しています。

画像ファイルをダウンロードする(zip形式)

2019年1月11日(金)
2018年、アメリカザリガニどうだった?

井の頭池では3回のかいぼりで外来魚が激減しました。モニタリングでも、肉食性のオオクチバス、ブルーギルを見かけることはありません。

遮光型カゴ網を引き揚げ獲物をチェックするかいぼり隊

遮光型カゴ網を引き揚げ獲物をチェックするかいぼり隊

しかし、外来種のアメリカザリガニがまだ生息しています。彼らは水草を切断・採食し、水生昆虫も食べてしまいます。かいぼり中は泥の中に潜んでいて採れないので、井の頭池では水のある期間にワナを仕掛けて防除しています。7月の続報として2018年の防除結果を報告します。

2018年のアメリカザリガニ防除活動は、カゴワナの数を200基に増やして臨みました。4月から11月に週2回(11月は週1回)、ワナを引き揚げて外来種を回収しました。

今期は計3,449匹のアメリカザリガニが採れました。カゴワナの個数を年々増やしてきたので、採れ高を単純には比較できません。そこでカゴワナ1基あたりの採取数CPUE(Catch Per Unit Effort、単位努力量当たり漁獲量)に変換しました。

図 池の区域ごとに見た遮光型カゴ網1基あたりの採取数の月別推移
※弁天池は縦軸の目盛が異なります

各区域のCPUEは、1ワナあたり最少0.06(ボート池4月)から最大1.17(弁天池5月)で、これまでにない低水準でした。数値が一番大きかった弁天池でも、CPUEが0.5を超えた(2基のワナを回収して1匹採れる)のは5,6,7月のみで、お茶の水池は通年0.44以下、ボート池は通年0.35以下でした。
ワナの回収作業では、アメリカザリガニが入っているワナになかなか当たらなくて、1匹でも採れているとラッキーな気分になったことを思い出します(本当はいない方がいいのですが・・・)。写真で比較しても、これまでの採れ方の違いが歴然としています。

2016年6月末

2016年6月末

2017年6月末

2017年6月末

2018年6月末

2018年6月末

アメリカザリガニが減少しているのは、いくつもの要因が複合している可能性がありますが、多数のワナ数を投じた防除活動も効いていると考えられます。
とはいえ、ツツイトモの切れ藻が目につくこともあり、アメリカザリガニによる悪影響とも考えられます。引き続き手をゆるめることなく防除に取り組んでいきたいと思います。
モニタリング・防除の結果は、1月27日(日)の第3回井の頭池かいぼり報告会で報告予定。お見逃しなく!

第3回井の頭池 かいぼり報告会 —よみがえる 池・湧水・湿地—

  1. 日時:2019年1月27日(日)

  2. 開場:12:20

  3. 場所:三鷹市公会堂 光のホール(東京都三鷹市野崎1-1-1)

  4. 定員:350名(申込不要・参加無料)※直接会場にお越しください

プログラムの詳細等は「お知らせ」をご覧ください

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